LIFE LOG(ジェネラリストの思考)

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オタクだらけ!?〜理系進学のメリットとデメリット〜

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「理系ってオタクが多いイメージがある!」 

「頭がいい人が多いけど、コミュニケーションが苦手そう」

「大学院進学する人が多いよね」

 

 などなど、いろいろ抽象的にぼんやりとしたイメージのある「理系」という言葉ですが、一般的になかなか接点が少なく、内情がわかりにくく、悪いイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか?

  それでも筆者は理系進学を選んでよかったと心から思っていますし、付属校出身のため座学に自信がなかったのですが、最終的に本当に一生ものの仲間が出来ましたし、苦しい経験も成長の糧になったと自信を持って言えます。

 では、メリットとデメリットを説明させていただきます、ご参考にしてください!

 

理系進学のメリット

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 1:職業が決まる!?〜専門性を持てる〜

理系といえばこれ、専門性が定まっているので自分の将来の仕事に直結する学問を学べるメリットが一番大きいのではないかと思います。

例えば、筆者の在籍している建築学科では将来ほとんどの学生が建築業界に進見ます。学生によっては「自分の夢を叶える場所でもある」のが理系の特徴ですね。

また、一般的に文系就職する生徒でも、理系で培った仮説思考力や検証能力を必要とする企業は多く、専門性もあることから就活で優遇されるといった話もよく聞きます。

 2:天才かよ!?〜本当に頭のいい人たちと出会える〜

理系にいると、大学進学までずっと勉強をしていたタイプの学生と出会ったりしますが、稀にほんっとうに頭のいい学生と出会います。

見た文章をすぐ覚えたり、説明が非常に上手く論理的であるといった一般的な頭の良さではなく、

「このアイデア、どっから湧き出たんだ???」

「奇を衒ってるように見えて非常に合理的な意見だな、、」

といった、クリエイティブかつ論理的であり、頭が柔軟で回転が早く、独自の世界観を持ちつつも非常に魅力的な学生との出会いがあったりします。

そんな人たちと学生生活の一部を共有することは人生を精神的により豊かにする、非常に特異的な環境であるともいえます。

 3:長期キャリアプラン〜大学院進学〜

一般的には大学は四年間といっても、三年の後期からは就活が本格化し、将来のことについて考える時間は非常に少ないです。

ですが、理系であれば、院も含めて6年間のキャリアが選べるので、専門性で強みをつけたい学生も、新しい領域に踏み込みたい学生も、ロングスパンの学生生活の中で、しっかりと実力をつけることができます。

しかし、自分から主体的に動かない限り、得られるものも少なくなってしまうし、学費の無駄です。

院に進学したい生徒は、長期間の学生生活のデメリットと向き合う覚悟を持ってください。

 4:辛い経験を乗り越えて〜精神的な成長が見込める〜

理系は基本的にピカピカの一年生であろうが もうすぐ卒業の四年生であろうが関係なく、課題が本当にきついです。特に数学や物理などの必修は落とすと地獄を見ます笑

特に大変なのは実験です。一日の大半を使う上に、もし誤りがあれば突き返されるレポートは学生全員にとってストレスです。

しかし、そういった辛い経験をしっかりと乗り越えることで、自分の弱点や強みもわかってくるし、一緒に辛い経験を乗り越えた仲間たちと励まし合うことで精神的に成長することも見込めます。

私はレポートを三回連続突き返され、半分うつ状態になっていましたが、仲間の支えの元乗り越えて、その経験が今の自信につながっております。

理系進学のデメリット

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 1:母ちゃんごめん〜高い学費〜

想像通りかもしれませんが 基本的に学費が高いです。下手したら文系の1.5倍以上はあります。なので、奨学金に頼っている学生も多く、家庭の経済的な事情が学生のパフォーマンスにも影響してくるデメリットがあります。

理系に進学するのであれば、少なくとも勉強からは逃れられません、学費以上の価値を自分の頭に叩き込みましょう!

 2:消えてゆく仲間〜留年と退学と不登校〜

これも怖いですね笑 一回必修授業を落として留年をしてしまうと、それをきっかけに留年グセがついていつのまにか退学してしまう生徒がいるのも確かです。

せっかく頑張って受験勉強をして大学に入っても、授業が辛すぎて不登校になる学生や、退学してしまうのはもったいないです。死ぬ気で乗り切りましょう。

私は課題が終わらずに夜な夜な泣いていた夜もありましたが、支えてくれる仲間のおかげでなんとか乗り切れました。。。笑

みんなありがとおおおおお!

 3:会話大丈夫!??〜相対的に低いコミュニケーション能力〜

理系といえばコレですね笑 このイメージが強い笑

簡単にいえば事実です。極端にコミュニケーションが苦手な方は客観的にみて文系より多いです。

しかし、しっかり仲良くなって心を開き話し合って見れば非常に真面目で繊細な方が多いのも事実です。

筆者自身、飲み会が最近になって非常に苦手になってしまったのですが、理系は論理の世界であってノリだけでは生き残れない(文系も同じか笑)要素が非常に強く、コミュニケーションもロジカルな側面が多いため、一度大学を出るとただの変わり者になってしまう人も多いですね。。。

結論、コミュ障の定義によるが多い笑

まとめ

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理系は脳みそ勝負の世界であると同時に、かなりメンタルが鍛えられる環境であると思います。また、一緒に授業を受け勉強する中で、本当にかけがえのない仲間とも出会える素晴らしい環境だと思います。

その反面、学費も高く厳しさゆえに立ち止まってしまう学生も少なからずいます。自分をしっかり持って、何を、なぜ学ぶべきなのかを常に考えながら、理系学生生活を謳歌してください!