埼京線に乗りながら作者が一人で、AKB48がなぜ成功したかを考えてみる。
今日は何か一つについて真面目に考えて見たいと思う。。。
DQNちゃん「だったら身近なものがいいかもね、誰にだって親しみやすい事について真剣に考えてみるのは面白いことよ」
管理人「なるほどね、何がいいかなDQNちゃん」
DQNちゃん「そうね、そう言えばこの前テレビをつけたらバブリーダンスがなんやらって、、、それを見て思ったんだけどアイドルのあり方も時代を経て変わっていくのね、、、」
管理人「なるほど、アイドルかあ、じゃあやっぱり管理人は92年生まれだから、AKB48が青春真っ盛りの頃に流行っていたなあ」
てな訳でこのままだと会話が収束しなさそうなので、無理やり議論に持っていきます。限られた時間ですが、AKB48がなぜ成功したかをババっと考えてます。
埼京線に乗りながら作者が一人で、AKB48がなぜ成功したかを考えてみる。
2000年代後半から2010年代前半にかけて、
その要因を大きく3つ程考えてみた。
1: 地域性の導入
2: アイドルの再定義
3: 体験性の導入
1:地域性の導入
秋葉原系アイドル。この言葉が示す様に、
秋葉原=オタクの街
と言ったイメージがあるが、
地域性をうまく取り込めば、その地域の住民や利用者をビジネスに取り込めるのは高い確率で間違いないが 、秋葉原の持つ特異性(オタク文化)を取り込むなんて、、、さすがカリスマ秋元康。
いわば最強のご当地アイドルを作ってしまったのである。
秋葉原の場所性と地域性やら特異性についてはまたこんど時間があるときにゆっくりと述べさせてもらおうかな、、、。
次!
2: アイドルの再定義
日本においてのアイドルとは本来、
あったんだけど
秋元康はその暗黙の了解を打ち壊した。
AKB48のコンセプトは「会いに行けるアイドル」
前田敦子や篠田麻里子のように、結果的には多くのカリスマ的存在を世に産み落とすことに成功したが、彼女たちは最初「クラスで二番目に可愛い子」と言った、距離をあまり感じさせないアイドルとしてブランディングされたのだ。
AKB48劇場に関してだが、
事実、自分たちの劇場を持ち、そこに行けばすぐそこに自分の推しメンがおり、自分はひたすら応援できると言った、疑似一方的な恋愛ができる舞台性のようなものをアイドルと消費者の距離感を縮めるために用意した点は提案として逸脱していると思う。
最後
3: 体験性の導入
これは音楽のあり方が問われるほどの議論や、CDノ売上記録に関して多くの批判などを巻き起こすきっかけであり、業界にとってはディスラプティブなAKB48の成功要因である。
「会いに行けるアイドル」
その言葉が示すように、AKB48はそれまでのアイドルとは一線を画すほど、消費者からの距離を近く感じさせる集団である。
そしてその事実の主な理由として「消費者参加型」のコンテンツが多かったからだと思われる。
AKB48の参加型コンテンツの大きな成功事例として
1:AKB劇場
2:握手会
3:総選挙
以上三つが有名なコンテンツであると僕は考える。
AKB48劇場は上にも書いた通り、舞台性があり距離の近さを感じさせる今までにはないアイドルとの接触を演出できた。
次に握手会に関してもそう。自分の推しメンと会いにいくためにたくさんCDを買い会いに行ける。そんな消費者が一箇所に集合することによってシナジーが生まれ、大きなイベントになる。
そして総選挙も同様である。推しメンを一位にするためにCDを買いまくって投票するほどの熱狂的なファンがNEWSで取り上げられるようなこともあった。
全て、今までのアイドルビジネスとは違い、消費者は参加することで喜びを感じ、よりAKB48にはまっていく複合的アイドルコンテントであったと僕は思う。
DQNちゃん「消費者=当事者の一員ということね」
管理人「そうだと思う。今までの音楽ビジネスは消費者は常に視聴者としての参加だったけど、自分の購買能力や意志が選挙結果に反映されるAKB48はかなり画期的で、参加している人たちも楽しんでいたんじゃないかな」
DQNちゃん「じゃあ私もアイドルになってNM、、」
管理人「じゃあ今日はここまでで、ありがとうございました〜!」